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網膜症の治療 -レーザー光凝固術ー

網膜症とは

網膜とは眼球の内側に張り巡らされている薄い膜状の組織で、瞳から入った光が焦点を結ぶところです。その網膜がなんらかの影響で機能しなくなることを網膜症といいます。糖尿病や高血圧になると、自覚症状がないまま「網膜症」へと進むケースが多いのです。眼球の中の毛細血管がこぶのように膨れたり、血管の壁から血管の壁から血液や血漿成分が染み出すことから始まり、血管が詰まって網膜に血管が流れなくなり、ついには血管が破れたりすると視力に大きな影響を及ぼします。 

 

レーザー光凝固術

進行している網膜症には網膜の虚血部分へレーザー光を照射し、熱で凝固してしまう手術が有効です。これにより虚血部分の酸素の必要量が減り、そこに破れやすい新生血管が伸びてくるのを事前に防ぐことができます。
1回に手術で数十から数百ヶ所凝固します。1個の凝固は直径0.2~0.5ミリで、比較的短時間で終わり、それほど痛みもなく、外来(日帰り)で受けられる手術です。

 

 

 

 

 

詳しくは、井野病院眼科診察にてご相談ください。